2013年11月
ギリシャ毛皮セミナー
11月27日、ギリシャ大使館主催、毛皮セミナー、参加費無料
場所は、六本木、泉ガーデンタワーの42階、住友会館。
セミナー入り口で写真。服装は毛皮職人。
そしてセミナー.....内容は、ギリシャは世界の8分の1の毛皮を生産している。
今までは、工場でしたが、これからはデザイナーを育て下請けから脱皮して、
世界に進出する的な話。
セミナーは終わり、では別室へ。ファーガールスが出迎えてくれました。
ワイン、ビール、ウイスキー、さあ飲んでください!ひらめの刺身が山に....エンガワも。
ローストビーフ、牛肉の串焼き、その他ギリシャ料理......デザート、コーヒー、しめに茶そば。
在日ギリシャ大使も登場。貫禄たっぷり。
こちら、ギリシャ毛皮協会副会長。彼が言うには、2014年3月アテネの毛皮フェアーに
来れば3日間の宿泊など提供します。
そして、帰りにはお土産。ギリシャブランド、Folli Follie(フォリフォリ)製品
ギリシャの毛皮は品質がよく、リーズナブル。
パイプを作ってお客様に還元したいものです。
毛皮の売上はガリガリ君
日本の毛皮業界全体の売上は750億円。
しかし、そのうち500億円はアパレル系とのこと。
つまり、毛皮専門店では250億円。
年間4億本を売るガリガリ君の赤城乳業が300億円.....
その赤城は、ライバル会社グリコと手を組んでシチュー味を発売した。
その理由は、冬でもアイスが売れれば、アイス業界全体が発展する。
毛皮業界も毛皮君に登場して頂き、夏でも毛皮で盛り上げたいものです。
このミンクのレイヤード。軽く暖かいカーデガンタイプ。
夏場、エアコンがきつい場所で大活躍できます。↓画像クリックで詳しく。
何でこんなにエアコンがきついの?、この疑問は冗談でなく命取りにもなりかねません。
人それぞれ、暑さ寒さの感覚はちがうので、ミンクのカーデガンで、
寒すぎるぞ!のアピールもいいですね。
実際は、夏に毛皮の売上を上げられるかはわかりませんが、
そのくらいの気持ちで、毛皮の素晴らしさを伝えて行きたいものです。
ちなみに、昨日、参加したギリシャ毛皮セミナーは太っ腹でした!
ギリシャは国を挙げて毛皮の素晴らしさを広げたい....と感じました。
レポートをまとめますので、しばらくお待ち下さい。
フードマフラーへのリフォーム
ミンクのプレートとエルメスのスカーフをご持参でお客様リフォーム相談。
希望の品は2つ。一つは、ご覧のようなエルメスのスカーフを裏に使った、
バーキンのカバー。こちらご依頼が多いのでお手のものです。
そして、もう一つは、やはりエルメス裏使いのフードマフラー。
このフードマフラー、耳が寒い時に、フードをかぶります。
耳は、頭から飛び出しているので、急激に冷えると、
血管が急激に縮み、カキ氷頭痛のようにキーン現象。
脳の近くなので注意が必要。備えあれば憂いなしです。
フードマフラー、オシャレで機能美に優れていますね。
PS. フォックスやミンクの耳あても、販売してます。
タイのヴォーグにも毛皮
デザイナーDさんは今、バンコクのファッション探索中。
送ってきたのは、タイのヴォーグ。タイに毛皮があるの?と思いきや。
その中に.....毛皮のフード。
毛皮のマフラー。
タイのヴォーグは、今年の2月に21カ国目として発売したばかり。
値段は100バーツ(約300円)。タイは、今、国を挙げてファッション大国へ舵を切ったらしい。
その理由は、世界の縫製工場といわれるように縫製職人がいる。
そして、スタイル抜群大国。あとは、デザイナーを育成して世界に直接販売ルートを作りたい。
ヴォーグ作成のタイのファッションイメージビデオ。
参考タイのブランド soda(ソーダ) kloset(クローゼット) FLYNOW(フライナウ)
タイと同じように、今、ギリシャが、毛皮で同じことをはじめています。
明日、ギリシャ大使館主催、泉ガーデンにてギリシャ毛皮セミナーに行ってきます。
報告ブログをお待ちください。
ムートン・メイド・イン・毛皮工房石井
今週一杯行っている日暮里店の様子です。
3000円マフラー、1万円、3万円、5万円....均一価格。
店内の様子、1分の短い動画です。
今回は多数のムートンを置いています。
石井毛皮オリジナルのものにはこのタグがついています。
日暮里アウトレット価格。どれも、50%OFFがベースの
10万5千円以内の金額設定になっています。
詳しいお値段に関しては、現場でご相談してください。
やわらかいトスカーナラムで作ったジャケットです。
まだまだ取り揃えてあります。もちろん、ムートン以外も。
日ごろの感謝をこめて今週、頑張っています。ご来店お待ちしています。
アーミンは最も高貴な毛皮?
今年4月30日にオランダに123年ぶりに男性の王様が誕生しました。
(絵画の王様以来) その時、アーミンの毛皮で盛り上がりました。
そして、Valentinoがミンクをアーミン風にして提供しました。
こんな映画もありました。”アーミンを着た貴婦人”
この貴婦人は、ベティ・グレイブル。
第二次世界大戦中の米軍のNO1ピンナップガール。
百万ドルの脚線美と言われ、百万ドルの保険を美脚に掛けていました。
毛皮にあわせてサッシュベルトも作ります
ミンクとチキャンラムの異素材毛皮のコート。スタンドカラーが暖かそうです。
七分袖に、ニット使い。皮製のサッシュベルトの組み合わせ。
スタンドカラーは後方が高く作ってあります。
ミンクとチキャンラムの組み合わせはこの春のフェアーでよく見ます。
新しいトレンドです。
ニットはボタンで取り外し可能。七分袖は長いグローブをつけたりしますが、
こんな感じで、ニットがあると幅広く使えます。
そして、ポイントは、皮製のサッシュベルト。
昨年あたりから、毛皮にベルトもトレンドです。
毛皮工房石井でも、リフォームに合わせてお作りしています。
追伸 ベルトは、人間に羞恥心が芽生えて、
最初に身につけた衣服だそうです。要するに、腰紐。
毛皮が人類最初の衣服じゃないの?.....
毛皮の腰紐だったと言うことでよろしくお願いします。
ディズニーと毛皮の帽子
ウォルト・ディズニーの長女・ダイアンが19日に亡くなりになりました。
ウォルトは、ダイアン・シャロン姉妹と遊園地に行った際、
大人と子供が一緒に楽しめるディズニーランドをイメージして、
1955年、カルフォルニアに開業。
と同じ頃TVシリーズ、ディズニーランドのデイビークロケットが大ヒット。
そのテーマソングは5週連続NO1。
おまけに、デイビーのかぶっていたクロケット帽が売れに売れまくった。
ラクーンの毛皮の値段は20倍になり、大変な社会現象。
なので、ラクーンでない毛皮に縞々を付けた偽者も沢山現れました。
金町理科大通りにある、金町店でラクーンのクロケット帽を販売しています。
このデイビークロケットは西部開拓時代の英雄。
ビックサンダーマウンテンで有名な、
ウエスタンランド(アメリカやパリでは、フロンティアランド)はデイビーのテーマパーク。
燃える小屋は クロケットキャビン。カヌー探検のもとの名は
デイビークロケットのカヌー探検。カントリーベアはテーマソングを歌ってる。
ウェスタンランドに本物のクロケット帽をかぶっている人がいたら注目ですね。
こちらの帽子はブルーフォックス。やはり金町店にて。ファーの帽子は
数多く取り揃えています。レッキス帽は特価1,050円もあります。
伝統の帽子をかぶってTDLやパリでダイアンのご冥福を祈りましょう。
日暮里繊維街で石井毛皮出張店舗
昨日から2週間、日暮里の繊維街入り口で催事が始まりました。
自由が丘毛皮工房のアウトレット催事。
大変お買い得な、毛皮製品を日ごろの感謝を込めて集めています。
ところで、日暮里といえば、日本一の偏差値78 開成高校。
ペンは剣より強し。マークがカッコいいですよね。
ちなみに、歴史上、もっとも多彩な才能を発揮した人は、
レオナルド・ダ・ヴィンチなんですって。
絵画、数学、建築、発明、解剖学、彫刻、皮細工、音楽、人相学.....
とにかく、数え切れない分野ですごい功績を残しています。
もちろん、モナリザや、最後の晩餐の画家として超有名。
こちらは、レオナルドの”シロテンを抱く貴婦人”。(クロテンはセーブル)
彼は心やさしい人で、遺言で、世話をしてくれた人に、
自分の葬式にと、豪華な毛皮を縁取った黒いマントを残したそうです。
レオナルドの生まれ故郷は、トスカーナのヴィンチ村。
やわらかくて、肌触りが良い、トスカーナラムの産地。
豪華な毛皮とはトスカーナラムだったかも。
トスカーナラムのスヌード。入荷しました。クリックでもっと詳しく。
アッコにおまかせ!毛皮値段当て
TBS系列の日曜日の昼の番組 和田アキ子の冠番組。
アッコにおまかせ!
基本的に生放送で、1985年からのロングラン。
昨日の放送の中で、6種類の毛皮でどれが一番高いかクイズ。
チンチラ、マーテン、レッキス、リンクスキャット、ロシアンセーブル、ミンク
一番高いものは7800万円。これを選んだらハズレ。
まず、レッキス。当然セーフ。
次に選ばれたのはチンチラ。世界3大毛皮の一つ。でも7800万には届かない。
次、マーテン。要するにセーブルと同じテンの種類。
次はシアードミンク。フォックスのトリミング。
回答者はフォックスの部分がミンクと思ったみたい。
残るは、2つ。ロシアンセーブルとリンクスキャット。
共に世界3大毛皮。厳密には、リンクスキャットとリンクスは違うけど....
リンクスキャットを選んでセーフ。でも、なんと5670万円。
残るロシアンセーブルが7800万円でした。
毛皮を提供してくれたのはロイヤルチエさん。老舗の毛皮屋さんです。
チエさんは、ミンクモザイクコートで一世を風靡した方です。
しかし7800万円とはすごいですね。先日カジュアルにリフォームしたロシアンセーブル。
当時、お買い上げになった金額はわかりませんが、十分、同レベルのセーブルでした。